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英語クラス
6 年一貫校用 英語教材への取り組み方
NEW TREASURE やプログレス，Birdland といった教材は、語数が多く、文法配列も独特な場合があります。質, 量とも重厚なこのテキストを制覇するためには、初学者が文法を学ぶのに適したウイニングPLUS や新中学問題集などを用いて文法を先取りし、各単元で 学んだ文法の知識の一つ一つを応用力が効くように体系的に捉えられるようになってから、余裕を持ってNEW TREASURE などの教材に取り組む形にすることが有効です。そこで、まずは文法と語彙力を増やすことを中心に先取り学習していきます。
英語クラスの授業の進め方
NEW TREASURE やプログレス，Birdland といった教材のみの演習では、演習量を稼ぐことができないため、文法をきちんと身につけるための力が不足しがちです。平素は別の文法教材を使用して十分な演習をしながら学習を進め、定期テスト前にNEW TREASURE やプログレス，Birdland といった教材を用いて確認していく形で講義を進めていきます。基礎となる文法を学ぶことと並行して、その単元に即した英文を用いて、文法に即した訳出や英作文もできるようになることも目指します。 特に中学1 年では、たくさんの量の単語や英文の読み，書きをしっかりと練習し、英語のセンスや基本的な考え方などを身につけ、英語で一番大切な中2 内容へとスムーズに移れるように指導します。
先取りと復習を同時にこなしていく
また、定期テスト前は必死でその単元を勉強して覚えるのですが、テストが終わると忘れてしまい、そのまま放置されていることがしばしばあります。英語は他教科と違い、積み重ねが非常に大切な教科です。既習の内容を忘れてしまった状態で次の単元に進むと分からない点が多く現れます。これが英語が苦手になる原因となっています。そこで、普段の授業では、先取り学習をしながらも、英文をたくさん書くことで既習範囲の確認を行います。これにより、確かな英語力を身につけて欲しいと考えています。
