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小学生講座
子供の「受験」に対する意識を明確にする
小学生にとって受験勉強の本質を理解するはなかなか難しいことです。実際、目の前にある課題を順にこなしていくことは容易に出来ても、実力テストで結果を出せない子いますが、勉強しているのに実力テストで結果出せない子の多くは、好きな教科または好きな分野だけの取り組みに熱心で、肝心な弱点分野の対策が時間だけかかってやる気のない学習になりがちというケースが多いのです。
早い時期に過去問に取り組む
実際の入試問題はどこまでの問題が理解出来、さらには思考力までを確かめていく、いわゆるふるい落としのためのテストになるため、ここまで出来れば十分という明確な区切りはありません。自分の受験する学校が求めるところまで理解し学習を進める必要があります。
長期的に目標を立て、その実現のために自分で計画を立て学習していくことは難しく、全科目の全分野を満遍なく学習する必要性があり、アプローチでは早い時期に過去問に取り組み、現時点で自分の受験に足りていない力を認識させ、苦手分野に対する学習を進めます。
ペースを保った学習サイクルをサポートする
塾の指定した宿題やカリキュラムは全員にとってこなせるものとは限りません。しかし、宿題やテスト直しに追われ不完全な学習サイクルにおちいると理想的なはずのスパイラル学習は負のスパイラルとなります。復習テストはいかに理解できていないかの確認になり、親と子のやる気をそぐだけのものとなってしまいます。不十分な学習のままで学習を進めると、その内容を踏まえた次の単元までわからなくなってしまいます。一人一人の学習ペースに合わせ、あえてスパイラル学習にこだわることなく完全に納得いくまでその単元を学習することも大事です。
中学受験で最も重要なのは確かな基礎力です
実際、難問といわれる問題でも基礎的な問題の組み合わせやちょっとした発想の転換だけで解けるものがほとんどで、授業でも「この問題は難しいなあ」と言いながら説明することは稀です。本当の意味で難しい問題は全体の数%に過ぎないものです。
基礎力があるというのは単に簡単な問題が解けるということでなく、答えに至るまで発想が身についているかどうか、問題の根幹の部分の理解ができているかどうかが重要です。入試問題を解く上でも、その応用力を高める,深めることでしかたどり着けない発想があります。
例えば、図形の問題で決め手となる1 本の補助線が引けるかどうかは、今まで問題を解くときに「何故その線を引くか」までを考えた学習が出来ているかが鍵になります。それなしでパターン学習だけに頼るのは、はなはだ非効率的な学習としかいえません。アプローチでは問題をその子にあった最短道筋で読み解くための基礎力を身につける学習を指導します。
効率を考えて戦略を立てる
得意科目では、問題がどんな形で出題されても対応できる力が必要ですし、不得意科目では、自分にとって最低限必要な点数を知り、その為の戦略を練った学習が計画を立てることを考えなければなりません。受験勉強に勝ち抜くためには、本当の意味で効率のよい学習が出来ているかどうかが大事になります。先にも述べましたがアプローチでは早い時期に過去問に取り組み、その時期と、その子の実力に合わせた最適な学習計画を作り合格を目指します。
小学生個別指導について
アプローチでは最難関中をはじめ人気校各校の対策を練り、その子の得意不得意も考えて最良のプランを立てております
少人数グループ指導について
一人では気付かなかった事が分かるなどの利点がある事から、少人数グループ指導も行っております。生徒一人一人の学習進度を大切に考えるアプローチでは、大人数講義は実施しておりません。大人数講義では到底考えられないような細やかなサポートを受ける事で、効率よく学力を身につける事ができます。
アプローチの個別指導の具体例
アプローチを開校してからこれまでに中学受験で見事第一志望に合格した塾生の具体的な学習例です。
灘中学校に合格したA 君
4 月はじめから灘中学校対策だけに絞り、「アプローチ灘Program」の平面図形,立体図形,速さなどの単元別演習と「アプローチ灘Program →灘中1日目形式演習・灘中2 日目形式演習」を11 月までに順調にこなしました。
弱点分野の問題を一通り終わらした後、ケアレスミス対策と最終調整として、入試直前は「アプローチ灘トライアル」に取り組み、最後までやり遂げ、浜学園の灘中プレテストではボーダーラインの成績であったが、自信を持って灘中受験を迎え、見事に合格をはたしました。
洛星中学校に合格したB 君
最も得意な科目が社会でしたが、洛星の社会は平均点が高く、社会で点数を稼ぐことが期待できないため、算数でいかに安定して点数を取ってくるかが鍵となりました。国語は苦手だったので、洛星の長文に絞り、主に心情の読み取りに重点を置いて学習を進め、あまり時間をかけすぎないようにしながら、6 年生前半は算数の立体図形の体積・表面積を中心に洛星に必要な計算力を身につけることを中心に学習し、計算がきちんと合うようになってから、平面図形・割合と比の文章題と次々にこなし受験直前は速さに絞った学習を進め見事に合格をはたしました。
洛南中学校に合格したC 君
洛南中学の入試問題は幅広い範囲からの出題となるので6 年生前半から10 月ごろまでは、主に塾フォローの内容を進め、復習テスト対策と基本事項の確認を徹底的にしました。理解が不十分と思われる問題については、数値変えのプリントや類題集めたプリントを出来るようになるまで何度でも解かせ、難易度の中程度の問題に穴が残らないよう気をつけた学習をしました。入試直前までは洛南トライアルに取り組み、実戦力と計算力に深みを持たせ見事に合格をはたしました。