開講案内(小学部)

実力テストへのアプローチ!

実力テストの出題と難易度

浜学園で講師をしていたころから「復習テストでは点数が取れるが実力テストでは点数が取れない」というご相談をよく
お聞きしました。実際、浜学園などのの大手進学塾公開テストは、一般コースの授業で習っている内容とはかけ離れた内容
の実力テストです。普段の勉強が即生かされるものではありません。様々な実力層, 全クラス帯の生徒に同じテストを実施
することになるので仕方のないことなのですが、得点分布を考えると過半数の問題が、明らかに上位クラス帯向けのものに
なってしまいます。

すぐにすべき実力テストへの対策

 一つ言えることは、実力テストの得点を上げるためには、実力テスト用の勉強が必要だということです。では、実力テス
ト用の勉強とは具体的にどういったことをすればよいのでしょうか。塾で相談しても、一般コース用の勉強をしっかりして
おけばいずれ出来るようになるから大丈夫としかいわれないことが多く、「いずれ」とは何ヵ月後のことか、かえって不安
になることもあるでしょう。

実力テストへの効果的な指導とは?

実際、個別対応によって必ず実力テストの成績は必ず上がります。しかし、浜学園在職時には、一講師が特定の生徒のみ
個別に指導することは、制度的にも時間的にも出来ないことでした。出来る事は、その子の弱点を見て、やっておいて欲し
いテキストの指示等、ご家庭で出来る範囲の実力テスト対策の指導を教育相談時にお伝えすることや、宿題の指示を出して
空き時間に2,3 問質問を受けるといった程度のことにとどまっていました。現在、Approach 京都塾では、一人一人の弱点
を洗い出し、それに合わせた教材を用いて効果的な指導を行っています。作成、指導に当たるのは、過去に浜学園で公開学
力テストを作成してきた講師陣です。大手進学塾公開テストへの対策をお考えなら是非ご相談下さい。きっと、お力になれ
ることと思いますので無料力ウンセリングにお越し下さい。講師一同お待ちしております。

算数の対策
■出題傾向

基本的には小学校の既習範囲となっていますが、1 の計算問題や2 の小問雑題でも手が出ないものが多くあります。単位換算、数の性質、植木算、和差算などはどの学年でも頻出単元です。早めに苦手意識をなくし安心して解答できるように しましょう。
 5 年生までの大手進学塾公開テストの難問はテスト問題の最後に集中しており相当な文章読解力が必要な長文の問題や複 雑な書き出し、調べ上げの必要な問題がほとんどですが、6 年生になると難問は3 以降の②番ときまり、文章をきっちり読 めば①は容易な問題が出題されることが多くなります。

■対策

大手進学塾公開テストは学年ごとに出題範囲が限定されており、毎年同じような内容が繰り返し出題されます、ですから大手進学塾公開テストの前には必ず以前のテストのやり直しをすることが効果的です。Approach では、1,2 でのミスの多い子には、誤答パターンを認識させ、弱点分野の演習を繰り返し行い、ぶれやすい算数のテストの点数を安定させることを目指します。また、高得点を取るためには、難問対策として、書き出し、調べ上げの繰り返し練習や算数の長文対策を行い初見の問題に対する思考力を養います。

国語の対策
出題傾向

漢字の読み書きが4 ~ 6 問。5 年までは長文1 題( 説明的文章と文学的文章がおおむね月がわりで)、6 年は長文2 題(説明的文章1 題・文学的文章1 題)が出題されます。記号選択・抜き出し・知識分野が並べられていて、高学年の試験になると、制限時間内に解き切るのも難しくなります。

対策
  1. 1. 先に設問を見わたし、「読みながら解く問題」がないかチェックする
     「次の一文がぬけています」( 脱文挿入) や「使い方の誤ったことばがあります」(誤字/誤内容訂正)というタイプの問題は、毎回出題されるわけではありません。しかし、文章を読みはじめる前に確認しておくことで、答えとなる部分を見つけられる機会を多くもてます。
  2. 2. 問題文を「決まった型」で読む説明的文章は、「話題→要旨・主張」を確実におさえることで、メリハリをつけて長文を読みこなせるようになり、時間の短縮にもつながります。    一方、文学的文章(とくに物語文)は、細部よりも、まずは全体的な話の流れをつかむことに意識を置くのが大切です。 主人公の「出来事が起こる前の状態」→「変化のきっかけとなる出来事」→「出来事が起こったあとの状態(とくに心情)」の三点をおさえましょう。
  3. 3. 設問のタイプに合わせて効率よく解いていく
    1. A. 時間がかからず、正否が判断しやすい問題…知識問題
      公開の知識問題(とくに語句)は難問も多いので、わからない場合は次に進みましょう。
    2. B. 時間はあまりかからないが、正否が判断しづらい問題…読解の記号選択問題
      ひとつの設問に問題が複数ある接続語などの空欄補充問題は、ひとつのまちがいが他にもひびき、点数を大きく落とす危険性があります。上から順に無理に入れず、答えの候補がいくつかあれば保留とします。つじつまが合わないときは、すでに選んだ記号もふくめて考え直しましょう。
       読解の記号選択問題で二つの選択肢のうちどちらが正解か悩むときには、落ち着いて「傍線部の内容」「設問が何を聞いているのか」「迷った二つの選択肢のちがい」を確認すると、どちらがより答えとしてふさわしいか見えてきます。 なお、選択肢のなかに難しい語句がふくまれることもありますが、その多くの場合、意味のわかる選択肢から消去法で答えを導くことができます。
    3. C. 時間がかかりがちな問題…抜き出し問題
      まずは指定字数と「~~という内容の語句(部分)を探すこと」の二点を頭に置きます。優先して探すべき場所は「傍線部のそば」と「同じような内容の話をしているところ」。思っていたところで見つからなければ、後回しにするのもひとつの方法です。候補が見つかれば、(ふつう上からだが、文末が決まるときには下から)字数を数え、合わなければ前後を調整。それでもうまくいかなければ、異なる場所の、同じような内容について述べている部分を探してみてください。「『本文』や『次(★)の文』の空所に入る表現」を問われているときは、必ず答えを空所に代入して、つながりを確かめます。これは公開だけに言えることですが、「解答用紙に記入しようとしたことば」が漢字でなく不自然にひらがなに直されている場合(突然→とつ然、など)、そこが正解である可能性は高いと考えてよいでしょう(未習の漢字を解答させないためです)。

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